Handy man

便利屋の仕事

犬走と花壇の土留め、コンクリートを打って砂利を敷き詰める|ccrp

 

花壇の土留めと犬走りに仕切をして土間を打つ

 

便利屋ですが、
今日の困り事は雨が降ると砂利道がべちょべちょになるので何とかしたい

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 雨が降ると水たまりが出来、歩くと砂利が埋まってしまう犬走りをどうにかしようと思い・・・とりあえず体験のつもりでDIY?。バイトの経験と自己流のノウハウ駆使して、穴掘り、捨コン、水盛り、ブロックとレンガ積み、土間打ち、砂利敷き。職人の苦労を知るとともに自分の身体を鍛え上げることを目的に。
また、少しだけ土間を打ちたい、水はけを良くしたい、自分で庭づくりしたい、砂利を敷きたい等、同じ考えの方の参考になれば・・・
 
 
1、ブロックで仕切る為の穴を掘る
スコップとクワで深さ40cm、幅30cmほどの穴を掘る
 
??何か変なものが・・・埋まっていた。
セメントが袋ごと固まってしまったのか・・・何十年も経って今っ!
庭が不法投棄状態になっていたんだぁ~
 
 
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2、水平(水盛り)を出して糸引き
多少見た目は大事なので水平と直線(ライン)を出して、
周りの景観と合わせよう
※ 犬走りと玄関ポーチタイルの高さが1cmほど違ったので
  水平基準をやめて、景観基準に変更。
 
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犬走り側
 
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玄関側
 


3、ブロックを積むための土台作り
土台作りのため、地盤を固め、砂利を敷いて固め、コンクリートを敷いて1日
この土台作りで上記の1cmの差を調整(おおよそで)
 
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ブロックの幅の倍以上で敷き土台を・・・
 
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砂を落として
 
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土を洗い落として
 
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乾燥を待つ間に既存の敷き石を大小分別と洗浄した
 
4、いよいよブロックとレンガを積む
景観に合わせ土止め仕切なのでブロック1段、レンガ1段を積む
セメントと砂、1:3のモルタルで積んでいます。
定着乾燥のため、2日ほどそのまま
 
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いつの間にか・・・
台風接近の為、ブロックとレンガ積みは、一人であわただしく前後の水平、ライン(水糸)に合わせて仕上げたので、写真を撮る時間もなく仕上がりの画像。
 
 
5、砂利を敷くための土間打ち
土の上に敷いていた砂利が、雨の日にべちょべちょ、歩くと沈んでいくので土間打ちして綺麗にしよう
 
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コンクリートを敷く前の砂利を入れた
 
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台風の為、大雨に・・・思いもよらぬ結果が
水はけがさらに悪くなった気がしたので、排水口(ポケット)を作ろう
 
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この画像は、水盛りで出した水平が改めて確認できたもの
外観に合わせたので奥に下がっているのがわかります。
 
 
6、土間は5cmほどの厚さに
土間の厚さを5cm、砂利を3cmほどになるように土を掘って固めて、水撒きして1日おいて、さらに押し固め(ランマじゃなく人力)メッシュを敷いて、亀裂防止の為、間仕切と排水の為、浸透穴を6か所を作った。
※ 少なめ基準の土間の厚さと砂利入れは、将来のメンテナンスを考えた末の事。
年を取ってから歩けるか、車椅子は?、砂利を無くして犬走りの(土間だけ)方がよかったかも等に対応する為です。
 
 
 
コンクリート敷く前に亀裂防止の為の目地と水はけを良くするための排水口(ポケット)。
 
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ポケットは、画像からは解りにくいですが木枠の下にブロックより一回り大きい面積、深さは土台より浅く穴を掘って砂、砂利を敷き、積んだブロックの低い位置で斜めに3か所穴を花壇側に貫通させ排水を確認した。
イメージとしては、土間の水がポケットからブロックの孔に溜り花壇側へ流れるような感じ・・・擁壁からの排水がわかりやすいかな・・・
 
7、コンクリート作り(広さによっては生コンで)
 
これが一番きつかったな、セメント、砂、砂利、(1:2:3)で2回分。一人でやるには結構キツイ作業でした。舟桶にセメント、砂を混ぜて、砂利を入れて混ぜて水を加えながら素早くコンクリートに・・・まさかこんなにキツイとは、自分の体力に・・・とほほぉ
 
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1日かけて3回、コンクリートを作らなきゃいけない(予想)
 
8、コンクリートを敷いていく
コンクリートを敷いていくのも大慌てで、流し込んでメッシュを浮かせ表面をならし勾配をつけながら、トントン、すりすり、グイグイ、メッシュに振動を与えながらエアー抜き、厚みを確認しながら仕上げ。
 
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1回目のコンクリート
予想通りの量だなぁ
 
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とりあえず、手前半分。
筋肉痛とひざはガクガク状態、気合を入れていこう
 
 
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もう少し、エアー抜きと表面仕上げ
 
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なかなか大変、1人作業。左官もキツクなってきた。
 
 
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終了。勾配、目地、表面OK。
 
言葉で説明するより画像が解り易いかもね。
一人でやると結構キツイ仕事、でもそれ以上に達成感はある
知識と道具があれば楽しみながら出来ることは沢山ある
 
 
 
9、乾燥2~3日。クラック防止の為、朝夕水撒き
コンクリートの厚みが無いので、クラック(亀裂)が起こりやすいので朝夕は水を撒いて観察しながら2~3日乾燥させ、仕切と排水穴の型枠を外す。
※ 型枠は、コンクリートに触れる面にオイルを染み込ませ外しやすいようにしたのだけど、塗り不足か効果が・・・いまいち。
 
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じっくり観察。
 
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10、いい感じに仕上がった・・・かな?
 小さい庭の土止めと土間打ち、結構いい感じに仕上がります。自分好みの庭造りと将来の事を考え、メンテナンスがしやすいように作りました。
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時間をかけて、ゆっくりとモノづくりをするのは楽しくてストレス発散にいいかも。仕上がるまでの工程と体力の消耗は大変ですが、それ以上に体験した事によって得られる知識と達成感は最高。
 
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とりあえず、花壇の土止めと犬走り土間打ち完成。
 
・・・結構きつい仕事です。
 
現在もいい感じの犬走り、最近の珍客も一緒に・・・
 
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バッタが( ^ω^)・・・
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犬走をコンクリートにするメリット、デメリット

犬走をコンクリートにするメリット

  • 雨の日でも土が付かずべちょべちょしない
  • 床下の湿気対策に
  • 雑草が生えないので手入れが楽になる
  • 綺麗な景観が保てる
  • 歩きやすくなる

犬走をコンクリートにした時のデメリット

  • 夏は地面から暑さが伝わる
  • 湿気が多いと苔が生える
  • 勾配地の場合は、地割れが起こったりする

 

 

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