トイレに新規に換気扇をつけた工事
なぜか、トイレに換気扇がない30年以上なる古い家です
窓はしっかりアルミサッシ、水洗トイレですが換気扇がなく臭いがこもって気になるということで換気扇を新設
人手不足の今日この頃、出来る事は自分でやった方がいい場合があります
お金は掛からないし、思い立ったらすぐにやろう。「業者、職人を待っていてもなかなか前に進まない」、「ちゃんと取付されているか不安」なんて思っている方は参考にどうぞ・・・
※ ただし、すべて自己責任ということで
今回は、トイレの壁の塗装、天井材の貼り替え、換気扇設置、コア開け、配線工事の部分リフォームです
順序として、
1、天井材を剥がします
2、換気扇の通気口(コア開け)を作ります
3、換気扇の設置とスイッチ取り付けの電気工事
4、天井材を貼る
5、壁の塗装
で仕上げていきます。
通気口を作る(コア開け)
換気扇がもともと付いていないので、もちろん排気用の穴(コア開け)を開けなければなりません
まずは、コア開けの工具をレンタル。
ここでも、問題、アンカー固定吊り下げ穿孔機が出払って在庫がなくて、持って開けるハンドタイプのみ・・・
とりあえず、それと110Φの湿式コアをレンタル
※ コアのサイズは、換気扇の排気口のサイズに合ったものを使用すること
このような、コア抜き(300mm)機械を使います
コンクリート壁の厚さが200mmほどなので、約40分ぐらいでコア抜きできるだろう・・・ハンドタイプだから
鉄筋の配列を確認しながら穴の位置を決めて、コアと給水ホース、機械をセットして
いざ、穿孔開始・・・ひぇーーーーぶれる、ぶれる予想通りです
脚立の上で重いし、足も安定しないし・・・脚立の位置を変えてコアを少し斜めにして少しづつ角を使って位置を固定していく方法に
この方法はあまり良くない、コアのダイヤモンド(刃)が飛ぶ場合があるので古いコアはすぐに欠けて使い物にならない
ましてやレンタルの場合は、賠償金(〇万円)とか請求されることがあります
コアが固定できる機械がおすすめです。
ハンドタイプの場合は、コアの大きさに合わせて合板に穴を開けて、それを開講位置の壁にビスで固定してコアを安定させる方法もあります。
少し水の量を多くして慎重にコアを、コアがブレ無くなったら少しずつ垂直より気持ち上の方向斜めにコアの位置を固定して開けていく
そうすることで、台風時の水の侵入を防ぐことができる
途中、画像のように割れる場合がありますのでその場合は割れたものを取り出してから再開します。
※ コアの径に合わせた安定ガイドを使う方法もあります(自分でガイドを作る方法)
コアの径より少し大きめの合板(厚さ12㎜位)などでコアの直径に合わせて穴を開け、それを穴を開ける位置にコンクリートビスで固定するとコアが弾いたりブレないようになります
穴もブレていますねー( ^ω^)・・・
コア抜き完了。
んっ、抜いたコアに鉄筋が・・・後からの穴開け、コア抜きによくあるパターンで
古い家だけに図面と実際の配筋のズレか梁コンクリートの厚みの違い、測定の見誤り等が原因。
鉄筋センサーで測定はできますが、鉄筋がある場合を想定して事前に承諾得て作業するようにしています
とりあえず、配管とガラリを設置して、電源を確保して、照明とは別スイッチで配線、
換気扇用の天井加工と点検口の設置
丸型フード付きガラリです
換気扇設置(角型換気扇)
換気扇を取り付ける位置を決めて取付枠を固定
開口との距離がないのでジャバラはソフトタイプ
施工環境とメンテナンス方法によって判断しましょう
換気扇とスイッチの配線工事(電気工事)
※ この工事は、第二種電気工事士が必要
ブレーカーを遮断して換気扇の電源を分岐するためスイッチ側へケーブルを一本(1.6-3p)追加して配線は完了
今回は一人作業なのでなんとなく下から上に入線
換気扇本体を枠固定して、スイッチボックスにスイッチを固定してケーブル接続
トイレの場合は臭いがあるので、24時間付けっ放しか遅れて切れるタイマースイッチがおすすめです
スイッチをタイマー付き(遅れスイッチ)にしようと探したんだけど見つからなかったので・・・パイロットランプ付きスイッチに
とりあえず、パイロットランプで換気扇のON、OFFの確認はできるようにしました
自分の生活環境にあったスイッチを選ぼう
消し忘れがひどくなったら、センサー+タイマー付きに切り替えましょう( ^ω^)・・・
トイレの換気扇設置は完了。
トイレのリフォーム関連